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青島電気工業所 の日記

ブレーカー落ち、回路・コンセントの容量について

2011.02.13

ブレーカーといっても、種類によって役割があります。
電力会社との契約容量による契約ブレーカー(家全体で使用容量がオーバーすると落ちます)
配線不良、家電の故障・水濡れ等によって落ちる漏電ブレーカー
使用場所等で細かく分かれている回路ブレーカー(1回路規定容量オーバーで落ちます)

ブレーカー落ちで特に気をつけたいのが、大容量家電です。
IH、エコキュート、エアコン(200V)など、専用回路での使用なら問題無いのですが、
100V機器の電子レンジ、オーブン、炊飯器、電気湯沸かし器、ホットプレート、食器乾燥機、
エアコン、洗濯乾燥機、電気カーペット、暖房ヒーター、こたつ等の大容量家電を、
一般回路のコンセントで使用する場合、容量計算をするなどの注意が必要です。
1回路2000Wまで(100V20Aブレーカーの場合)なので、同時に使うと落ちやすいです。

ちなみに、1個のコンセントで使える容量は1500Wまでです。
1個2口以上のコンセントの場合も、合計で1500Wまでです。(表示で確認)
ただ、1500Wを超えて使っても、コンセント自体、電気が切れるわけではありません。
(2000W超えなら回路ブレーカーが落ちますが)
長時間通電だとコンセントが熱を持ち続け、火災などの事故につながります。
コンセントが焼けたり、壁内電線の被覆が熱で溶けて、裸線になっていた事例もありました。
冬場は特に、電気カーペットやヒーターなどを、ひとつのコンセントで使わないようにしましょう。

1回路1コンセントで、たとえば800W家電と1000W家電を2台同時に使いたい場合、
回路を増やさずに単独コンセントを2個にして、それぞれで使用する方法もあります。 

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