青島電気工業所 | お店のミカタ https://aoshima-ele.on.omisenomikata.jp/ 住宅の電気に関するご相談に応じます。 【日記】 ブレーカー落ち、回路・コンセントの容量について Sun, 13 Feb 2011 18:59:23 +0900 40774 https://aoshima-ele.on.omisenomikata.jp/diary/40774 ブレーカーといっても、種類によって役割があります。<br />電力会社との契約容量による<span style="color: #ff0000;">契約ブレーカー</span>(家全体で使用容量がオーバーすると落ちます)<br />配線不良、家電の故障・水濡れ等によって落ちる<span style="color: #ff0000;">漏電ブレーカー</span><br />使用場所等で細かく分かれている<span style="color: #ff0000;">回路ブレーカー</span>(1回路規定容量オーバーで落ちます)<br /><br />ブレーカー落ちで特に気をつけたいのが、大容量家電です。<br />IH、エコキュート、エアコン(200V)など、専用回路での使用なら問題無いのですが、<br />100V機器の電子レンジ、オーブン、炊飯器、電気湯沸かし器、ホットプレート、食器乾燥機、<br />エアコン、洗濯乾燥機、電気カーペット、暖房ヒーター、こたつ等の大容量家電を、<br />一般回路のコンセントで使用する場合、容量計算をするなどの注意が必要です。<br /><span style="color: #ff00ff;">1回路<span style="color: #ff0000;">2000W</span>まで</span>(100V20Aブレーカーの場合)なので、同時に使うと落ちやすいです。<br /><br />ちなみに、1個のコンセントで使える容量は<span style="color: #ff00ff;"><span style="color: #ff0000;">1500W</span>まで</span>です。<br />1個2口以上のコンセントの場合も、合計で<span style="color: #ff00ff;"><span style="color: #ff0000;">1500W</span>まで<span style="color: #000000;">です。(表示で確認)<br /></span></span>ただ、1500Wを超えて使っても、コンセント自体、電気が切れるわけではありません。<br />(2000W超えなら回路ブレーカーが落ちますが)<br />長時間通電だとコンセントが熱を持ち続け、火災などの事故につながります。<br />コンセントが焼けたり、壁内電線の被覆が熱で溶けて、裸線になっていた事例もありました。<br />冬場は特に、電気カーペットやヒーターなどを、ひとつのコンセントで使わないようにしましょう。<br /><br />1回路1コンセントで、たとえば800W家電と1000W家電を2台同時に使いたい場合、<br />回路を増やさずに単独コンセントを2個にして、それぞれで使用する方法もあります。&nbsp;